槌目の加工を施した、プラチナとピンクゴールドの結婚指輪
きっちりと角のたった平打ちに、丁寧に槌目模様を打ち込みました。
槌目とは、金槌で打ち付けつけてつける加工のことです。
でこぼことした、ちょっぴり個性的な表情が魅力的。
扱う金槌の大きさやアールのとりかた、金槌の面の磨き方、
こめる力の加減などでも見せる表情ががらりと変わります。
もちろん扱う金槌は私が削り、磨いて作り出したもの♪
お二人が選んだ槌目は、細かく小さな槌目模様。
面が小さめの金槌でリズムよく打ち付けます。
メンズリングはプラチナでスタイリッシュな雰囲気。
槌目模様はマットに仕上げるとはっきりとよく見えます。
レディースリングはピンクゴールドにダイヤモンドをお留めしました。
3ピースの大きさとバランスにもこだわりました。
たっぷりとしたボリューム感と槌目模様で、アンティーク品のように存在感のある素敵なふたつに仕上がりました。
MARI Jewelry 多田真梨子