槌目の加工とダイヤモンドをあしらった華やかな結婚指輪
芸術的な雰囲気が魅力的な槌目加工の結婚指輪をお仕立てしました。
槌目加工は職人の手仕事の技術と心がこもった技術です。
一打ち一打ちを丁寧に打ち込んだ槌目模様は、繊細で、同時に力強さも感じてもらえるはず。
ダイヤモンドのキラキラと輝く様子を “シャラララン” とおっしゃっていた女性。
可愛らしい表現がすごく印象的で忘れられません!
お写真からもあふれ出る仲良し雰囲気が素敵な二人。
お二人は軽井沢からも近い、小諸市からお越しなりました。
お打ち合わせではあまり悩まれることもなく、好みをしっかりとお持ちでしたね。
左側のメンズリングはプラチナでお仕立てしました。
リング幅は3.0ミリ幅で、ベースになるリングの形は揺らぎのある形。
槌目加工を施したことで、抑揚のある形が更に味のある仕上がりとなしました。
右側のレディースリングはメンズリングよりも少し幅広の3.5ミリ幅です。
ピンクゴールドの地金は穏やかであたたかみのある色合いが特徴です。
ダイヤモンドをお留めして、ぐっと華やかになりました。
リングの内側には9月の誕生石とサファイアと、11月のトパーズをお揃いでお入れしました。
サファイアは深く濃いブルーと上品で澄んだ色味のトパーズで美しく仕上がりました。
槌目加工は光の当たり方によって独特の陰影があって、いろんなシーンで印象的な輝きを放ってくれます。
機械ではなく、手仕事で行われる槌目加工は一生の思い出となる結婚指輪として特別なものになるはず。
これから二人で歩む永い時が幸せで満ちるものであるように願っています。
MARI JEWELRY 多田真梨子