秋めいてきた軽井沢
2021.09.29 更新 カテゴリ:BLOG
秋めいてきた軽井沢
2021年も残り3か月!
9月も終わりに近づき、長野県もいよいよ秋めいてきました。
軽井沢の紅葉ももう少しで楽しめるかな?
夏の軽井沢は避暑地としては本当に有名ですが、
これからの季節はシンとした冷たく静かな空気に、幻想的な雰囲気が魅力的です。
ぜひ足をお運びくださいね。
寒さもどんどん増していきますので、
薪ストーブでアトリエをあたたかくしながらみなさまをお迎えいたします♪
2021年残りの数か月も、ひとつひとつの指輪たちにじっくりと向き合いながら、
大切にお仕立てしてまいります。
MARI Jewelry 多田真梨子
貯木場へ出かけてきました
リングストレッチャーという、リングのサイズを調整する工具があります。
この工具は、軽い台の上でも使えないことはないのですが、重く安定した台に乗せると力がうまく伝わり使いやすくなるんです。
今までは木の椅子に置いて使用していたのですが使いづらさを感じていたため、重くてしっかりしている丸太が欲しいと思い立ち、アトリエから車で5分のところにある軽井沢の町営の貯木場に行ってきました。
目当ての広葉樹は良いサイズがなかったので、樹液のべたつきや割れやすさが気になりつつも、針葉樹で我慢。
まだまだ水分を沢山含んでいるのでよく乾かし、ひび割れを補修しながら使っていこうと思います。
東京に住んでいたときは買うしかなかった丸太も、長野県だと無料ですぐに手に入れられるので、こういった面は便利ですね。
軽井沢町と長野県の自然の恵みに大変感謝した次第です。
MARI Jewelry 竹内涼
酸素バーナーを導入しました
酸素バーナーは、ガスと酸素を使用して火を扱うバーナーです。
融点の高いプラチナを楽々溶かせるほど高温の火を出すことができるんです。
細い火を出すことができるので、余計な部分に熱を回さずに細かいロウ付けもやりやすくなります。
コンビリングなどの高度なロウ付けも安心です。
今までは小型で手持ちのガスバーナーを数種類、用途に合わせて使用していましたがとても大変でコツのいる作業でした。
購入するにあたってガスボンベと酸素ボンベを用意する必要がありましたので、
長野県の東信でガスボンベと酸素ボンベを取り扱う会社があるのか不安でしたがなんとか見つけることができました。
ガス会社さん、酸素会社さん、これからどうぞよろしくお願いいたします。
用法をしっかり守らないと、とんでもない事故につながるので気を引き締めて使用していきたいと思います。
ジュエリーを作るのも実は命がけなのです。
MARI Jewelry 竹内 涼
9月の誕生石
今年の長野県軽井沢の9月はすっかり肌寒くなり、すでにコタツを出したご家庭もあるとか。
我が家もそろそろ登場しそうです。
そんな9月の誕生石はサファイアです。
サファイアというとブルーのイメージですが、実は様々な色があります。
マリージュエリーではご希望に近い色をお探しすることもできますにで、お気軽にご相談ください。
やはり人気があるのはブルーです。深みのある吸い込まれるような青色は美しいですね。
リングに石留めした時にとても映える宝石の一つです。
長野県小諸市の実家から連れてきた我が家の愛猫、白猫レナちゃんはサファイアの様なブルーの綺麗な目をしています。
ご機嫌が良いときはアトリエにお連れすることもできますので、会いたい方はお声がけ下さい。
MARI Jewelry 竹内涼
金槌を打ち付け作る、槌目模様の結婚指輪
槌目の加工を施した、色違いの結婚指輪をお仕立てしました。
槌目とは、金槌を打ち付けて模様をつける技法のこと。
使う金槌の面の大きさで様々な表情をリングにつけることができますよ。
金槌を扱うときの力の加減やリズムでも、微妙に表情が変わってくるので、
毎回とっても緊張します。
こちらの二つはゆらゆらとした形をベースに、丁寧に槌目を打ち付けました。
ぐるりと一周、見る角度によって少しずつ表情が違って見えます。
メンズリングはキリリとした色味のプラチナ、
レディースリングはあたたかみのあるイエローゴールドをお選びになりました。
仕上げはどちらも鏡面仕上げ。
槌目のたくさんの面がキラキラと輝きゆらめいて、水面のような仕上がりです。
色違いでも、同じ槌目の加工でしっかりとペアらしい雰囲気が生まれましたね。
槌目模様の結婚指輪は、手仕事のぬくもりがより感じられるものの一つ。
お二人のあたたかな空気感にも、とってもお似合いでした。
MARI Jewelry 多田真梨子